つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

SBAとロンドンへ買出し

少し描けるようになってくると、画材にもこだわりたくなってくる。
日本では手に入れられないものもあるので、街まで買出しに行ってきました。
行きつけの画材屋さんは、大英博物館そばのコーネリセン
1855年創業!いいものしか置いていない、こだわりのお店です。

今回購入したのは、絵の具の含みがよく、毛先が細くまとまっているダ・ヴィンチの筆。
何本かあるうちでもいいものを選ぶため、毛先に目を凝らして、じっくり選びます。
そして紙は、13世紀創業のファブリアーノ社製。
発色の良さと描きやすさがピカいちなこの紙は、ダヴィンチやラファエロも愛用していたのだとか。
イタリアのパスポート、ユーロ紙幣も、ファブリアーノの紙が使われているそうですよ。
売り切れだったり、急に廃盤になってしまったりと、ついつい買いだめしたくなってしまうのですが、日本の湿気で変質してしまうこともありますので、今年描ける枚数だけ購入。

買い物のあとは、SBA(the Society of Botanical Artists)の受賞作品を見に行ってきました。
もう一つの団体、RHS(Royal Horticultural Society)に出展するためには、一つのテーマに絞った8枚の作品を、植物学的に正確に描かなければなりませんが、SBAでは好きな課題に自由に取り組めるので、色々な作風の絵が満載!
構図の取り方や額装方法は、とっても勉強になりました。

夕方までじっくり鑑賞したあと、つくつくは携帯電話を買いに走ります。
というのも、イギリスのプリペイド携帯はヨーロッパの主要な国で使えるだけでなく、のりのり君が毎年行く中東の小さな村でも、通話可能
日本では使えませんが、出張の多いのりのり君に持っていてもらえば、緊急連絡時に助かるのです。

夜はM美先生の美味しい手料理で、のーんびり。
先生宅には、イギリスに住んでいた当時から何度もお邪魔していますが、美味しいご飯とワイン、居心地のいいお部屋と先生の楽しいお喋りで、ついつい長居してしまいたくなってしまうのです。

おかげさまでつくつく、ぜーんぜんホームシックにかかりません。
今回のイギリス滞在も後半戦に入りますが・・・もっと長くいたいかも〜。