つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

亥の子餅

ちょっと暇していたので、、、つくママを誘い、二子玉川にて女子会。
つくつくのリクエスト、和スイーツをいただきながら、よもやま話に花を咲かせ・・・。


つくママはクリームあんみつ、つくつくはお抹茶と季節のお菓子。
どちらもまあるい甘さで、美味しかった〜。

さてさて、つくつくがいただいたのは亥の子餅。
イノシシ色したちょっと地味な生菓子なのですが、、、古くは源氏物語にも出てくる、歴史深いものだそうで

陰陽五行説では”亥”は水性であり、火災を寄せ付けないということから、江戸庶民の間では亥の月(旧暦10月)の亥の日に、囲炉裏や炬燵、火鉢を使い始める風習があったのだとか。
茶道の世界でもこの日に炉開きをし、亥の子餅をいただくんだそうですよ。

イノシシは多産であることから、無病息災や子孫繁栄の象徴でもあるそう。
慌ただしく、季節の変わり目で体調も気になるこの時期、亥の子餅をいただきながら家内安全や家族の健康を祈るなんて、、、これから先もずっと残して行きたい、素敵な風習ですよね。

姿かたちや味だけでなく、その奥にもちゃんとストーリーがある。
和菓子の世界って、奥深いんだな〜。