つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

知床旅行2日目

朝5時45分ピックアップで、遠音別川へ。(アイヌ語のオンネ・ペツ=大きな川)
鱒と鮭の遡上、ばっちり見られました

DSCN1728.JPG

今は鱒のシーズン、鮭も少しだけいました
河口付近、少しのぼったところ等々、川の流れや地形を見ながら詳しく説明してもらえるので、すごくよく分かります。
みんな頑張って、いい場所で産卵するんだぞー!

時間があったので、港に上がる鮭も見に行きました。

DSCN1729.JPG

中央の船に注目
鮭満載で沈没しちゃいそう

DSCN1730.JPG

陸に上がった鮭を一瞬で選別、まさに神業
こんなに沢山獲れるのに、そのほとんどが中国で加工され、ヨーロッパへと輸出されるのだとか。
環境のためにも、国内でもっと流通させるといいのにね。。。

いったんホテルに戻り、朝食。
一休みしたあとは、知床五湖をウォーキング。

DSCN1737.JPG

知床連山をうつす二湖
それにしても、今日は本当に気持ちのいいお天気。
これだったらいくらでも歩けそう

ツアーが始まる直前に四湖付近でクマがでたそうで・・・

DSCN1739.JPG

残念ながら三四五湖は立ち入り禁止
その代りに知床峠に連れて行ってもらい

DSCN1741.JPG

国後島を見てきました
写真では分かりづらいけど、すごく近いんですよ

お昼は一休屋
DSCN1742.JPG

時しらず三昧!
本来産卵のため秋に川に上るのですが、時期を間違えてやってきてしまった鮭は、繁殖のための栄養を使っていないために脂がのっていて、美味。
つくつく、とうとうこの味を知ってしまいました〜

午後のツアーは 知床の森の中へ
DSCN1743.JPG

ササをかきわけ、涸れ川を渡り、トドマツやダケカンバの森を抜けると
DSCN1745.JPG

姫シダの生い茂る場所へ
ここは春には雪解け水で沼になっているところ。
水が引き、寒くなるまでの2ヶ月間だけ繁茂するのだそうです。

今回はオフシーズンだったこともあり、つくママ&つくつくだけのプライベートツアー。
誰もいない、静かな森を独占できるなんて幸運でした。

希少な動植物が生息できるのも、知床の海・川・森の豊かな栄養サイクルがあるからこそ。
何世代先でも同じ風景が見られるよう、努力していかなくちゃね。
ツアー代金には、知床の環境保全への寄付も含まれているそう。
しっかり勉強できる上に、ほんの少し自然を守るお手伝いができて、嬉しいな。

DSCN1746.JPG

最後にまわったのは、クマの冬ごもりの穴あと。
中では食事も排せつもせず、眠らないで起きているそうで、冬眠というより冬ごもり。
クマの生態って、知れば知るほど奥が深い

かなりの距離を歩くので心配していたのですが、ゆっくりペースで森林浴もたっぷりできたので、超リフレッシュ。
お夕飯もすすむこと、すすむこと。

DSCN1748.JPG

自分で揚げる天ぷら
明日はいよいよ、最終日。
まだまだ見てない場所がたくさんありすぎて、、、さて何をしようかな。