つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

悲情城市

お仕事を終えたのりのり君と待ち合わせ、夕方からイケアへ。
収納アイテムをぱぱっと買出し、一緒に買ってきたベーグルとスモークサーモンで、今夜は簡単なお夕飯。

ぱくつきながら見たDVDは、悲情城市
先日訪れた台湾の九份や、そこから眺めた基隆の街が舞台となっていて、ずっと気になっていたのです。

日本が少なからず関わっていることや、戦後の台湾の歴史について知らなかったこともあり、すごく考えさせられる内容でした。
公開(1989)される2年前までは戒厳令がしかれ、当時の記録もほとんどなく、ストーリーは数々のインタビューから作り出されたのだとか。
そういえば大学の授業で、台湾人の先生が「今、私が台湾に帰ったら、死刑になるかもしれません」と言っていたのも、そんな時代だったからなのかな。。。

混乱の中、多くの人が命を落とす一方、淡々と日常を生きる人々が独特な空気感で映し出されているのが、とても印象的な映画。
これを見てから台湾に行っていたら、もっと違う見方ができたんだろうな。

次に新しい国へ行く時には、ちゃんと歴史を勉強してからにしよう