つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

届いた!

留守中届いていたのは、今年の結婚記念日に探していた、これ!


Forge de Laguiole のナイフ
ミシェル・ブラスで出会って以来、しっとりと手に収まる独特の感触に思いを寄せること数年。
フランスではお守りや形見として、一本のライヨールを一生大切に使うという話を聞き、いつかは手に入れたいと思っていた一品です。

フランス南西部ライヨール村で、全工程丁寧に手作りされる貴重なナイフ。
いろいろと検索してみたのですが、日本の代理店では気に入ったものが見つからず諦めかけていたところ、、、検索名人・のりのり君が、イギリスのサイトで見つけ出してくれました!

早速イギリスに住むつくブラザー宛てに商品を発注、受け取り後に日本へ再送してもらうことによって実現した、夢のナイフとの出会い(つくブラザーファミリーの協力に、感謝)


普通のナイフは横に倒してお皿に乗せますが、ライヨールは立てたままで置くのが正解。
ハチのマークもしっかり見えて、う〜ん、惚れ惚れ


刃はライヨール村に生える植物の葉の形、柄はこの地方の羊の後ろ足の形なんだとか。
元々は牧童たちのために作られたこのナイフ。
柄に入っている金色の点は、十字架なんですよ。
放牧の季節、教会に通えない牧童たちは地面にナイフを刺し、この十字架に向かって祈りをささげていたのだとか。

たった一本のナイフにも、こんなにたくさんの意味がこめられているなんて、素敵だと思いませんか?
遠くフランスからイギリスを経由して我が家に届いたライヨール、大切に使っていかなくちゃ