つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

届いた

以前「欲しい!」と騒いでいた本。
本人はすっかり忘れていましたが、、、のりのり君がオーダーしておいてくれたようで、今日届きました。


Nature and Its Symbols
辞書片手に奮闘中

西洋絵画に描かれている「もの」、それぞれの意味を説明している本です。
例えば、宗教画に出てくる「白ユリ」は純潔や無垢を表しますし、「水仙」はギリシャ神話的解釈だと、ナルシストやエゴイストを意味したり。
絵の中にさりげなく登場している「もの」の中には、寓意や痛烈な社会批判なんかもこめられていて、それを探し出しながら絵画鑑賞すると、作者の本当に意味したかったことが分かって、これまた面白いのです。

表紙のチューリップですが、描かれた当時は信じられないほどの高値で取引された、貴重な花だったとのこと。
それを切花で、無造作にぽんと置いているなんて・・・よほどのお金持ちにオーダーされたのか、それとも人気作家でチューリップくらい簡単に買えたのか。
ちなみにチューリップは「愛・虚栄・うぬぼれ」、蝶は「死・魂・蘇り」とのこと。
何だか意味深ではありませんか?


これは独身当時、のりのり君から譲ってもらった「サイン・シンボル辞典」。
花だけでもこんなにたくさんありました。

今年の秋はまだ美術館に行っていないので、この本持参で、ぜひとも絵画鑑賞に出かけたいな