つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

植物画・伊豆合宿

イギリス時代の師匠に紹介していただき、伊豆にある花の絵美術館を訪問することになりました。
今回の旅行は、毎月集まっている植物画の勉強会仲間5人での、初の国内「植物画合宿」です。

駅には高橋先生とご主人様が迎えにきてくださり、早速、美術館へ。


3ヶ月ごとに展示が変わるそうです
先生の描かれた植物画、600枚所蔵!

今は、「源氏物語の花」をテーマにした展示がされています。
光源氏の母である『桐』壺更衣、夭折した桐壺更衣によく似ていたとされる『藤』壺中宮、『葵』の上、『夕顔』などなど、、、沢山の植物が登場してくるんですね。
ちなみに鼻が長くて赤く、不美人として有名な末摘花は『紅花』のことなんだそうですよ。

高橋先生の絵には一枚一枚にエピソードがあって、お話をうかがいながら鑑賞させていただくと、1日では足りないくらい。
彩色にも絵の具だけでなく、墨や藍・金泥を使ったり、サインの位置やマットの使い方もオリジナリティーにあふれていて、目からウロコ状態でした。
植物学にも長けていらっしゃるので、今まで知らなかった「植物の常識」を沢山教えていただきましたよ。
5人ともただひたすら感心して、興味深いお話しにすっかり引き込まれていました〜。

夕方には貸し別荘にチェックインし、お部屋で先生を囲んでのプチレッスンを開催!

お夕飯は先生とともに、ホテルアンビエント伊豆高原のレザンドールで、フレンチディナー
植物画大好き、食べるの大好きなメンバーですので、話も大盛り上がり♪

食後は再び部屋に戻り、恐れ多くも持ち寄った自分達の絵を評価していただくことに・・・。
一目見ただけでいただける的確なアドバイスもありがたかったのですが、何より、先生の植物画に対する姿勢には感服するばかり。

5人がみな、心を入れ替えた夜でありました。