キューガーデンに行きました

キューガーデンは、植物画を本格的に始めるきっかけとなった、思い出深い場所です。
帰国８ヶ月前に参加したアニー・ファーラーの１０日間コースは、まさに目ウロコ。
全てのパーツを細かく正確に採寸したり、ドライブラシという特殊な塗り方を教わったり・・・毎日が新たな挑戦の連続でした。
描くのに煮詰まったら、満開のバラ園を散策したり、芝生でごろんと寝転んだり。
最高の環境で最高の先生に習える、貴重な経験となりました。

今日キューガーデンを訪れたのは、キューライブラリーで植物画を見せてもらうため。
古いものから現代のボタニカルアーティストまで、世界一流の作品が数多く保存されています。
大好きなアニー･ファーラーやパンドラ・セラーズ、レジーナ・ハガドンの作品など、虫眼鏡で拡大しても完璧な絵のオンパレードに、出るのはため息ばかり。
一生かかっても、近づけそうにないなぁ。
とにかくじっくり目に焼き付けて、盗めるところは盗んでいこう。

素晴らしい絵ばかりで、頭もくらくら。
ライブラリーを後にして、ガーデン内を散策してきました。


温室のためにこんな美しい建物を作るなんて、イギリスって豊かな国ですよね
つくつくの理想の住環境は、近くに大きな公園か植物園がある所。
偶然にも、新居は筑波実験植物園から車で５分ほどのところ
気分がいいときも落ち込んでいるときも、気軽に遊びにいっています。
もう少し描くのが速くなったら、スケッチに出かけてみようかな〜。