つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

Lindley Library見学

植物画の名作は、ほとんどがキューライブラリーリンドレーライブラリー、あるいは個人コレクターのシャーリーシャーウッドのところに所蔵されています。
今日はリンドレーライブラリーで、日本人ボタニカルアーティストの作品など、沢山の植物画を見せてもらいました。
M美先生が事前に見たいアーティストをリクエストしておいてくれたので、次から次へと、すごい作品が出てきましたよ。

水彩画をじかに見るので、涙や唾を落とすことは厳禁
でもずっと見てみたかった作品が前の前にあって、鼻血が出そうなくらい感激しました〜。

基本的には現代作家に興味があるのですが、今回たまたま見せていただいたフッカーのフルーツシリーズ(19世紀)には、びっくり!
一枚の絵の中に、葉の表・裏、成長過程(つぼみ・花・実)、上からと下から見た果物、若葉・枯れた葉など、植物の特徴を克明に写し取っているその技術には、脱帽です。
写真のある現代でも、植物図鑑には「植物画」が多く採用されているのは、写真では取りきれない部分も全て描き出せるから。
でもそれを一枚にまとめるのは、実は至難の業なんですよ

リンドレーライブラリーには芸術的な作品が多い一方、明日訪れるキューライブラリーには、学術的な作品が多いのが特徴です。
さて、今後つくつくはどちらの方向の植物画へと向うのか・・・悩んでしまうな。