つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

ロスコ、大好き

昨日偶然見たテレビで、マーク・ロスコの特集をやっていた。
何を隠そう、つくつくはロスコの絵が大好き。
額装したポスターを何枚も持っているし、新居の寝室にも、お気に入りの1枚が飾ってあるのです。


これはイギリスに行って初めての誕生日に買ってもらった、ポスター。
ロスコにしては優しい色合いで、穏やかな気持ちになれるのです。

イギリス滞在中に通った市民講座では、ロスコについてのレポートも書いてみました。
初めて挑戦する英語でのレポート。(のりのり君にも無理やり手伝ってもらいました・・・)
「イギリス人には、分からないでしょうから」と、半ば強引に『禅』と絡めてまとめてみたのですが、私よりよく知っている方もいたりして、あたふた

イギリスのテート・モダンにも立派なロスコ・ルームがあるけれど、日本の川村美術館も大ファン!
部屋の大きさ、照明の暗さ、展示間隔・位置・・・おそらく全てが、ロスコの望んでいた「環境」だと思います。
部屋に入ると、絵から温度を感じるような錯覚に陥りますよ。
不思議な体験、是非試してみてください。

美術館の絵って、無造作に並べられているのではなくて、ちゃんと意味のある配置がされている。
絵自体を楽しむだけでなく、そういう意味を探しながら美術鑑賞するのも、実はとっても面白いんです。

展示してある高さや照明も、つくつく的には気になるポイント。
近づいて見たい気持ちもあるけれど、見上げるような高さに置かれ、教会のステンドグラス越しの光で見る宗教画が荘厳に見えるように、絵ごとにふさわしい場所があると思うんだな〜。

そういう意味でばっちりなシチュエーションで鑑賞できたときは、鳥肌もの。
いつか、「ろうそくの火で鑑賞する襖絵」、なんていう企画があったら、飛んでいっちゃうんだけどナ・・・どこかやってくださーい。