つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

レバノンの思い出

昨日レバノンのKSARAワインをいただいたので、一昨年行ったレバノン旅行の思い出話を少し。

レバノンへは、シリアのダマスカスでドライバーを雇い、陸路で国境を越えました。
この辺りの国境は、突然封鎖されてしまうなんていうこともあるわけで、自力で行くより地元情報に詳しい人と一緒のほうが安心です。

レバノンで是非訪れたかったのは、世界遺産のバールベック。


フェニキア人の豊穣神「バール」の聖地だったこの地に、紀元前1世紀頃から300年かけて、ローマ人が巨大な神殿群を建築しました。
イスラム教徒との戦乱や地震により大半は崩壊したままですが、つくつく達が訪れたときにも修復作業が行われていました。


この遺跡のシンボルともいえる、ジュピター神殿の列柱
高さ22メートル!

この遺跡から30分ほど車を走らせると、Chateau KSARA。
ドライバーさんが気を利かせて、寄ってくれました。
中東でワインなんて、ちょっと不思議でしょ?

KSARAで試飲後、ほろ酔い気分でベイルートまで移動。
爆撃され、ぼろぼろの姿をさらしている建物が残る一方、「ここは舞浜?」と思ってしまうような巨大ホテル群が海岸にあったりして・・・何とも不思議な街でした。

夕日を眺めながらの、ちょっと早めのディナーはこんな感じ。


アラブ料理は香辛料が強いのでは、と心配していましたが、野菜の味を生かしたさっぱりとしたものが多かったです。
ヒヨコマメで作ったペーストの「ホンモス」や、パセリサラダ「タブーレ」はお気に入りで、毎回かかさずオーダーしていました♪
こちらのレストランで出されたトマトは、見たこともないくらい巨大なものが丸々一個!
どうやって食べようかと悩んでいると、ドライバーさんがお店の人に頼んでくれ、スライスしてニンニクのソースがかかって出てきました。
汗をかいた後ですので、ジューシーなトマトが美味しいこと。
それにニンニクのソースが、これまたグー。
人の分までとって、食べてしまいました。

そして不幸は、 夜にやってきました。
急に大量のニンニクをとったため、ホテルで胃痙攣を起こしまったのです

でもこの旅行では、もっと致命的なことが!!
詳しいことはさておき、、、中東で起こりうる症状の洗礼は受けましたので、次回は何を食べて大丈夫〜、かな