つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

お盆について

つくつくの親戚はほとんどが横浜や東京に住んでいて、お盆と言っても特別なことはしていなかったように記憶しています。

明日、のりのり君が帰ってくるので買出しに出掛けたところ、お店ではお盆関連の商品が飛ぶように売れていました。
ハスの葉やほおずきも沢山売られているのですが、恥ずかしながらどうやって飾るのかも分からない・・・。
ならば、調べてみよう〜♪

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、しばしお付き合いのほど。

お盆の正式名称は、盂蘭盆会。
語源はサンスクリット語の「ウランバナ」で、『逆さにつるされる苦しみ』という意味だそうです。
昔々、お釈迦様の弟子で神通力を持つ僧が、亡くなった自分の母が地獄で逆さづりにされ、苦しんでいるさまを見てしまいます。
助けて欲しいとお釈迦様にお願いしたところ、「僧侶達の修行が終わる7月15日に、彼らに食べ物を施すように」と教えられました。
言われた通りにすると、その功徳によって母親は救われたのです。

お盆はこういった「先祖供養」という仏教的考えと、日本古来からのアニミズムが融合して出来上がったものと考えられています。

お盆は7月13日に迎え火をたくことから始まり、きゅうり(馬)とナス(牛)で作った精霊馬を飾ります。
ご先祖様は行きは馬で来られ帰りは牛で戻られるとか、馬に乗って牛には荷物を乗せて来られるとか。。。
ぼおずきは、ご先祖様が道に迷わないようつける提灯に似ていることから、仏壇に飾られるんだそうですよ。
16日には送り火でご先祖様を送り、お盆が終わります。

日本ではお墓や仏壇を清めたりお供えをしたりして、特別丁寧に扱いますよね。
でもヨーロッパの教会なんかでは、床にお墓や墓碑があるのに、皆さん平気で上を歩かれている。
知らない人のお墓に腰掛けて休んでいる人なんかもいて、最初はびっくりしたのですが・・・きっと死のとらえ方や宗教観の違い、なんていうのが関係しているのでしょうね。

考えると深みにはまりそうなので、今日はここまで〜。