ウィンターブルー

今年は二年ぶりの、「日本の冬」。
まだそれほど寒くないし、ばばシャツも揃えたし、、、快適に過ごしています。

イギリスでの１年目の冬、つくつくはどうやら『冬季気分障害』というものにかかっていたようです。
とにかく眠いし、何をするのもだるい。
朝起きてご飯を食べ、のりのり君を見送ると、そのまままたベッドへ
昼にご飯を食べに戻ってくるので気力をふりしぼって起き上がり、とりあえずランチ。そしてまたベッドへ
夕方なんとか起き上がり、夕飯の支度。そしてまたベッドへ・・・。
いくら寝ても眠いんです〜。

当然罪悪感なんかもあるわけで、気分は最悪。
唯一起き上がってできたのは、メールチェックとＤＶＤ鑑賞くらいでした。
でもメールが一件もないと寂しくて泣けてくるし、ＤＶＤも同じ映画を何度も見ては、これまた泣いてばかりいました。

雑誌でたまたま「ウィンターブルー」という言葉を知り、やっと自分の異常に気づいたんですよ。

イギリスの冬は朝８時でもまだ街灯がついていますし、夕方４時半頃には暗くなってる。
それに冬ならではの楽しみ、例えば旬の食べ物や温泉、といったものがないのも一因だったのかも。

２年目の冬は、毎朝必ずお化粧をすることを心がけました。
こうするとそのまままたベッドに入るのは嫌だし、鏡を見ると「頑張らなくちゃ〜」という気分も不思議と湧き上がってくるんですよ。
幸いなことに熱中できる習い事も見つかりましたし、帰国前ということで旅行にも沢山出かけましたし、２年目の冬は気づかないうちに過ぎ去っていました。

で、今年はというと・・・やっぱり眠いんですよねぇ。
授業に慣れて、ちょっとダレ気味なつくつくでした。