つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

須田悦弘展

千葉市立美術館へ須田悦弘展を見に行ってきました。

本物かと見まごうほどリアルで、存在感のある芙蓉。
これ、木を彫刻刀で手彫りしたものなんです。
どこまでも薄い花弁にしべの一粒一粒、そして小さな虫食いのある葉。
息を飲む美しさ!

作品の素晴らしさだけでなく、見せ方も本当にチャーミング


人一人しか入れない小さな建屋で、作品と濃密な対峙をしたり

広い展示室の意外なところにあるそれを、発見する喜びといったら


お、発見!

監視員さんの椅子の下に生えてるのは、雑草??
いえいえ、これも作品なんです


衝立の奥を覗き込むと、そこにはスミレ

そして多くの人が見逃したであろう


これも作品

この市立美術館、昭和2年建造の旧川崎銀行千葉支店を覆う形でたっています。


柱や天井、照明や通風口にまで美しい飾りが施されています。
部屋の片隅、小さな穴をのぞいてみると、、、


うーん、これぞ須田ワールド
のりつくとも、すっかり心奪われた午後でした。