つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

沖縄旅行三日目

今日は沖縄旅行最終日、琉球の歴史と文化を学ぶ一日です

向かったのは、首里城

戦争で全焼したため、今あるのは復元されたもの。
政治・外交の中心だっただけでなく、琉球信仰の聖地でもあります。
中央の紅い線は、かつて国王と中国皇帝の使者のみが通るのを許された道なんですって。


独特の色遣い、絢爛豪華な玉座
上の梁に描かれている龍の爪は、四本。
これは、宗主国であった明王朝(中国の龍は五本爪)に配慮したためだとか。

今回、これを見たくて早めに首里城にやってきました

無料で見ることのできる、舞への誘い
皇帝の使者たちをもてなすため洗練されていった、琉球舞踊。
昔は、男性のみで踊られていたのだとか。
静々と舞う姿は、まるで夢の中の物語のよう。


若衆こてい節は、15〜6歳の若者によって踊られていました。
元服前は男性でも女性でもない”無性”なんだそうで、、、紅い振袖に髪は女結い、でも動きはりりしいのです。

廃藩置県により琉球王国は滅び、王府により庇護されていた踊り手たちは職を失います。
彼らは街に下り、庶民に好まれる踊りを新たに作りだし・・・


貫花(ぬちはな)
動きも楽しく軽やかなものになったり


高平良万歳
勇ましく大きな動きが加わったり

さ〜て、今日のお昼は古民家ですば!

国の登録有形文化財にもなっている建物、しむじょう

沖縄独特の造り、敷地内もぐるっと周って見学できます
最後の〆は、焼物(やちむん)を
壺屋焼物博物館


血中犬濃度が低下しているため、シーサーを見ても「アルディ〜」、なんて。
この後お皿を買い、空港へ。そして無事帰宅。

何度も来ている沖縄ですが、「まだまだ知らないことが沢山ある」ことが分かった旅でした。
ほんと、奥深いな〜。