つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

アジサイ

庭の西洋アジサイアナベルを摘んで、飾ってみました

花びらのように見えるのは、実はガク
真ん中の小さな丸い部分が、花なんですよ

アジサイは元々、アジアやアメリカ大陸にしか自生していなかったのだそう。
これを海外に広めたのは、医師として長崎に来ていたシーボルト
初めてみる美しい花姿を、ヨーロッパの人々は「東洋のバラ」と称賛し、その後次々と新しい品種を生み出していったのです。

ちなみに彼がつけたアジサイの学名”ハイドランジア・オタクサ”は、日本人妻お滝さんから名付けたものだそうで・・・ロマンチックですね。

しかーしシーボルトは日本地図を海外に持ち出そうとした罪で、国外追放となってしまいます。
離れ離れになった二人は、、、それぞれ再婚。
アジサイ花言葉が、「移り気」、「あなたは冷たい」っていうのも、ここから来てるのかしら。。。

シーボルトとお滝さんの間にはイネという女の子がいましたが、彼女は日本初の女医さんに。
アジサイの花には、一つの家族のドラマティックなストーリーが隠れているんですね。