紅葉狩り

相変わらず忙しいのりのり君。
午後、ほんの少し時間ができたので、車を飛ばして笠間まで。
笠間城址付近の紅葉は、こんな感じでした。


見上げるような大木のモミジは、赤から黄金色のグラデーションが見事で、まさに錦絵のよう。
植物の色を見るとつい、「これはアリザリンクリムゾンだな」なんて、絵の具の色番を思い起こしたりするのですが、、、やっぱりこういうときは、日本の伝統色から探すのが趣もあっていいですよね。
燃えるような紅葉の赤は「赤朽葉色」、茜にくちなし色をほんの少し加えた色なんですって。
日本人のもつ繊細な色彩感覚、自然を表す美しい表現、忘れちゃいけないな〜と思う瞬間です。


イチョウの絨毯に歓声を上げつつも、銀杏攻撃にすぐ退避
慌ただしい毎日ではありますが、紅葉を愛でつつ深呼吸する、そんな時間も大切にしなくちゃね。