つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

七草ですが

お夕飯に七草粥を食べようと、「七草セット」を買っておいたのですが、お昼が軽目だったので、お粥だけでは足りないかも。

ということで、唐突ですが


チーズ!
のりのり君のおばさまが「年末年始セット」の中に入れて送っててくれた、チーズたち。
残念ながら、つくばではなかなかいいチーズが手に入らないので、これはありがたい。

透明皿の上は、左からオレンジ色の皮のマンステール、青カビのフルムダンベール、クロタンドゥシャヴィニョール。
マンステールは7世紀中ごろ、アイルランドからやってきた修道僧がアルザス地方マンステールの谷で作ったのが始まりだそうです。
塩水でウォッシュされているので、皮のにおいは強烈だけど、中の白い部分はもっちりマイルドでなかなかいけます。
ウォッシュ系は赤ワインと合わせることが多いのですが、このチーズは地元アルザス産の白ワイン、ゲヴェルツトラミネールにもよく合うそうですよ。
クミンシードをかけたり、茹でたじゃがいもに乗せて焼く食べ方もあるみたい。美味しそう・・・。

フルムダンベールは「高貴なブルーチーズ」と呼ばれ、ロックフォールゴルゴンゾーラといった他の青カビチーズとは違い、ミルクの段階からカビを混ぜ込むので、ぐっとマイルドなんだそうです。
ほどよい塩加減とピリッとした食感は、大人の味ですね。

そして今回一番美味しかったのは、意外にも、つくつくが苦手なシェーブル(山羊乳)のクロタン!
このチーズは若くてフレッシュな頃から、熟成が進んで固くしまってくるまで、味の七変化を楽しめるチーズです。
まだ若い状態だったので、滑らかなヨーグルトのようで美味♪
産地が同じサンセールと合わせると、いいそうですよ。

ワインはのりのり君のアメリカ土産、Stag’s Leap。
このワイナリーのワインは、1976年のパリ万博でブラインドテースティングにかけられ、フランスの名だたるワイン達をしのぎ、まさかのトップとなったのです。
それまで知られていなかったカルフォルニアワインを世界中に知らしめた、あまりにも有名なStag's Leap Cabernet Sauvignon 1973は、「アメリカワインの誇り」として、スミソニアン博物館にも所蔵されているんですよ。

そして肝心な
七草粥 by のりのり君
沢山残ってしまったので、翌朝は器も漆器に変え、お餅(←悪態祭りでゲットした)を揚げたものをトッピングしてくれました。


ご馳走様でした〜。