つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

夢がかなった!

今日は、植物画に関わる人なら誰でも知っている、P・S大先生のお宅を訪問することになりました。
元々先生がお茶に誘われていたのに、つくつくが突然便乗したような形なのですが、前夜連絡を入れたところ、「是非一緒にいらっしゃい」と快いお返事をいただきました。
興奮しすぎて、珍しく寝不足ぎみです。

P・S先生のお宅は、近くに電車も高速道路も走っていない、とっても静かな場所にあります。
ロンドンからは車で3時間半ほど。
途中つくつくが行ったことのない「カッスル・クーム」という村を経由して、連れていってくださることになりました。


イギリスで最も美しい村と呼ばれる、カッスル・クーム
ロンドンから北西に1時間ほど車で走ると、コッツウォルズ地方に出ます。

コッツウォルズとは、「羊小屋のある丘」という意味だそうです。
石炭を産しない丘陵地帯で鉄道も通らず、産業革命以降もそのままの、昔ながらの姿をとどめた美しい村々が点在しています。
この地域で産出される蜂蜜色のコッツウォルド・ストーンで作られた家並みは、まるでおとぎ話にでもでてきそうなほど可愛らしいんですよ。

ロングドライブになりますので、こちらの村で一服。
村の教会で、おにぎりを2人でぱくり

そのままひたすら走り、予定通り3時過ぎにP・S先生のお宅に到着しました。
緊張しすぎて固まっているつくつく、笑顔で迎えてくださった大先生のお顔を見てホッ。
無謀にも(?)今回展示した絵を添削していただいたり、アトリエを見せていただいたり、お紅茶をいただいたり・・・本当にきさくで穏やかで優しい、天使のような方でした。
この大先生の作品は細部にいたるまで完璧なだけでなく、色の美しさと構図の素晴らしさが天下一品。
こういう方に描かれる花たちは、幸せなんだろうなぁ。

夢心地で先生のお宅に滞在すること、1時間あまり。
名残惜しいのですが、帰りの渋滞を避けるためにいざ出発です。
結局また4時間近くかけてロンドンにたどり着いたのですが、大興奮しているせいか、ちっても疲れを感じない。

「またいらっしゃい」と言って下さったので・・・きっとまた行っちゃいます。
今度はもっといい絵を持って、沢山質問させてもらおう。