つくつく生活

お気楽主婦のつくば生活

佐渡旅行2日目

朝食は、お庭を眺めながらのんびりと

「いごねり」だったり、「ながも」だったり。初めていただくものが沢山ありました。
朝からこれだけ品数豊富に食べられ、しかも準備も後片付けもしなくていいなんて、、、う〜ん、極楽、極楽

今日の観光は、たらい舟から

明治の頃、岩礁の多い海岸でも漁ができるよう、洗濯桶(!)を改良して作られたのが始まりだそう。
小回りが利く上、大人10人が乗っても沈まない安定感。
つくつくも漕がせてもらいましたが…全く進みませんでした

続いて向かったのは、佐渡金山

こちらは、明治から平成元年の操業停止まで使われた坑道
1601年に発見された金山は、江戸幕府の財政を支える重要な役割を担いました。
閉山までに産出された金は78t、銀は2300t!
もちろん、日本一

こちらは、資料館に置いてある金塊(12,5�s)
道具を使わず箱から取り出せたら、記念品がもらえるそうで…


びくともしなーい
ここで一旦、休憩
加茂湖を望む旅館で、一息入れましょうか


「運が良ければトキが見られるかも」とのことで、双眼鏡が置いてありました。
つい最近(9/27〜28)放鳥された18羽は、元気にしてるのかな〜。

さて、今夜はこの旅のメインイベントでもある、薪能を鑑賞

今年最後のお能の奉納、薪に炎がともされる瞬間
日本の能舞台の1/3が佐渡に集中しているとのこと。
最盛期には村ごとにあり、その数200にものぼったそうです。

何よりすごいのは、全て地元の”一般の”方々が舞い、謡い、そして奏していること。


本日の演目は黒塚
イヤフォンを借りると、台詞の意味や能の決まりごとを、分かりやすくライブで解説してくれます。
朗々と響く謡と囃子、厳かな所作。
月と薪のほの灯りの中、ひき込まれるようにして観た能は、まさに幽玄でありました